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胎児に影響が!妊娠中に起こりがちな夫婦喧嘩の原因や予防法

新しい家族がお腹にやって来て幸せ一杯のはずが、妊娠中は何故か夫婦喧嘩が増えてしまいがちです。しかし夫婦喧嘩は胎児への悪影響に…そこで妊娠中によく起こる夫婦喧嘩の主な原因や、それを予防する方法についてまとめてみました。参考にしてみて下さい。

妊娠中の夫婦喧嘩

妊娠中は夫婦喧嘩が増えてしまう傾向にあります。ちょっとしたことでも口論になってしまうことも。なんでこんなにイライラするんだろうと戸惑う方も多いでしょう。実は妊娠中の夫婦喧嘩が増えるのには原因があるのです。

そこで、よく起こる妊娠中の夫婦喧嘩の原因や、その予防方法をまとめました。胎児に悪影響を与える喧嘩を予防して幸せな家庭を築きましょう。

妊娠中の夫婦喧嘩が胎児にもたらす影響は?

妊娠中の夫婦喧嘩は果たして赤ちゃんに聞こえているのでしょうか?そして、いったいどんな悪影響があるのでしょうか?

妊娠中、赤ちゃんはママのお腹の中にいるので、ママの感情が直接伝わります。夫婦喧嘩でイライラしたり、怒ったり、悲しい気分になったりすると全て赤ちゃんに伝わってしまうのです。

また、胎児には外の音も聞こえているため、妊娠中に夫婦喧嘩で大きな声を出すだけでも影響があります。赤ちゃんはびっくりして、小さく硬くなってしまうのです。

妊娠中に感情の起伏が激しい生活を送っていたり、激しい夫婦喧嘩で激怒したり悲壮感に苛まれたりしていると、胎児が逆子になってしまうということもあるそうです。

夫婦喧嘩で感情が高ぶったり興奮すると心拍数や血圧が上昇し、心臓に負担がかかります。母親の心臓がドキドキしたくらいでも小さな赤ちゃんにとっては爆発しそうな負担になるのです。そして十分な酸素や栄養素が届かなくなってしまう可能性もあり、発達障害が起こることも。
特に妊娠初期は夫婦喧嘩は厳禁なのです。

妊娠中に夫婦喧嘩が多く、イライラ不安定なママから産まれた赤ちゃんは、夜泣きがひどかったり、疳の虫や情緒不安定で育てにくくなると言われています。また鬱病を発病しやすくなるというリスクもあります。

妊娠中の夫婦喧嘩の主な原因は?

そもそも、なぜ妊娠中に夫婦喧嘩が増えるのでしょうか?その原因を見てみましょう。

女性のホルモンバランスの変化

一つ目の妊娠中に起こる夫婦喧嘩の原因はホルモンバランスの変化です。
妊娠中のママの体では、急激にホルモンの分泌量が増えたり、今まで分泌されていなかったホルモンが分泌されるようになったりと、ホルモンバランスが崩れます。

赤ちゃんが成長するために大切なホルモン分泌なのですが、あまりに急激な変化の為、妊娠中のママは感情の起伏が激しくなったり、イライラと怒りっぽくなったり、逆に涙もろくなったりと、情緒不安定になりやすくなります。

自分でも上手く感情をコントロール出来なくなり、いつもならスルー出来る事でもイライラしてしまったりしてしまいます。一番近くにいる夫につい当たって夫婦喧嘩になってしまい、自己嫌悪も増えてしまいます。

父親の自覚が芽生えていない

もう一つの妊娠中に夫婦喧嘩が起こる原因は、男性に父親の自覚が芽生えていないことです。
女性はお腹の中で胎児が育っていく様子が分かる為、早くから母性が目覚めます。しかし男性は自分が父親になるという実感が湧きにくいようです。

また、妊娠中の女性の体内の変化や、女性が肉体的にも精神的にも大変な状態にあるという知識がない男性も沢山います。

その為、妊娠中の女性を以前と同じ態度で扱い、妻の辛さや不安を理解使用としなかったり、体調を気遣えなかったりする人も多いのです。それにより、夫婦喧嘩が増え、ひどいケースでは産後クライシスや離婚に繋がってしまうことも…

妊娠中の夫婦喧嘩を防ぐには?

赤ちゃんの為にも、妊娠中の夫婦喧嘩は良くないですよね。それではどうすれば夫婦喧嘩を防ぐことが出来るのでしょうか?

気持ちを言葉で伝えましょう

男性と女性の脳には違いがあります。洞察力の優れている女性と違い、男性は変化に鈍感なので、「言わなくても伝わる」という考えは捨てましょう。妊娠中の体調不良など、言われるまで気がつかない方も多いようです。

妊娠中の自分の体調や不安なこと、イライラしてしまうことなどは、きちんと言葉で伝えることが大切です。理解してもらうことで、夫婦喧嘩の要因が大きく減ります。

夫が家事を手伝ってくれたりした時には、素直に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。そうする事で夫は更に手伝ってくれるようになりますし、妊娠中のストレスも減ります。

夫婦喧嘩になりそうになったら気分転換

イライラして、夫婦喧嘩になりそう!と思ったら1人になって気分転換することも大切です。妊娠中なので、安定期であれば、無理のない範囲でカフェや散歩、買い物などに出かけるのも良いですね。

外出が難しい体調の時は、部屋に籠って本を呼んだり、音楽を聴いたり、趣味にふけるのもお勧めです。夫婦喧嘩を防ぐには楽しい世界に入って、イライラを落ち着けるのが一番です。
赤ちゃんの為にも穏やかに過ごしましょう。

旦那さんと胎児のコミュニケーションを増やす

父親の自覚が芽生えてないせいで夫婦喧嘩に発展してしまうという旦那さんには、胎児の成長を話したり、お腹を触って貰ったりして、自覚を促すのがお勧めです。

胎教のキックゲームなどもお勧めです。妊娠中から赤ちゃんとコミュニケーションを取れるので、「今ここに命がある」と実感出来ます。

キックゲームとは、妊娠中にするゲームの様なもので、赤ちゃんが蹴ってきた時に、「キック」と言ってお腹を軽く叩きます。そうすると、段々「キック」と言ってお腹を叩くと、そこをキックしてくれるようになるのです。

最後に

いかがでしたか?妊娠中の夫婦喧嘩は胎児にとって本当に良くありません。出来るだけ心を穏やかに保つようにし、喧嘩をしてしまったとしても出来るだけ早く仲直りするように心がけましょう。

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